おわら風の盆は、富山県富山市八尾町で毎年9月1日から3日にかけて開催される、300年以上の歴史を持つ伝統的な祭りです。
江戸時代から受け継がれてきたおわら風の盆では、編み笠を深くかぶった踊り手たちが、三味線や胡弓の切ない音色に包まれながら、しっとりとした舞を町中で披露します。
静かで幻想的な空気の中、ゆったりと流れるような踊りは観る者の心を静かに揺さぶり、毎年多くの人々がその魅力に惹かれて足を運びます。
ただ、富山駅からのアクセスがあまりよくないこと、現地周辺の宿も取りにくいことなどから、おわら風の盆ツアーを利用して見学する人が多いですね。
こちらの記事では、おわら風の盆2025ツアーまとめとして、JTB、クラブツーリズムなど大手のツアーをご案内します。
また、編み笠をかぶったおわら風の盆の踊り手たちは、この編み笠で顔を隠した状態で踊ります。
おわら風の盆で顔を見せない踊りの理由も話題にします。
おわら風の盆2025ツアーまとめ
ニューヨーク・タイムズ紙「2025年に行くべき52ヶ所」に世界各地の30番目に富山市が選ばれました。
その理由のひとつ「おわら風の盆」をツアーにてお愉しみください。
おわら風の盆のツアーはいろいろ出ていますので、JTBやクラブツーリズムに代表されるツアーをご紹介します。
おわら風の盆2025ツアー JTBのツアー
日本を代表する旅行会社であるJTBでは多彩なツアーがそろっています。
ただ、9月1日~9月3日までの開催のおわら風の盆についてのツアーは、9月1日、2日出発分については、満席のものも多くなっています。
9月3日発のものならもう少し余裕があります。
この日の出発ですと、おわら風の盆の最終日の見物をした後、宿泊をして翌日はそこから有名観光地に立ち寄ってから帰る、という一泊、二泊などの大変魅力的なツアーが用意されています。
どれも人気が出そうなものばかりですので、早めのご予約が必須ですね。
以下にいくつか代表的なものをご紹介しますね。
ツアー名をクリックして、該当ツアーのリンクに飛ばない場合は
大阪発着:初秋に舞う越中おわら風の盆と黒部峡谷トロッコ電車 2日間
・おわら風の盆期間中に予約の取りにくい富山県内の貴重な温泉宿で大人の隠れ宿「つるぎ恋月」に宿泊
・天気が良い日には剣岳をご覧いただける露天風呂も♪
詳しくはこちらをタップ ⇓
初秋に舞う越中おわら風の盆と黒部峡谷トロッコ電車 2日間>>
新宿発:おわら風の盆と爽やか上高地 2日間<アパホテル富山駅前南プラン>
新宿を特急あずさで発って、途中に上高地を自由散策してからホテルにチェックイン、
その後おわら風の盆を見物するツアー。
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おわら風の盆と爽やか上高地 2日間<アパホテル富山駅前南プラン>
新宿発:おわら風の盆と爽やか上高地 2日間<富山エクセルホテル東急プラン>
上記と同じ日程で宿泊先が異なるツアー。
詳しくはこちらをタップ ⇓
おわら風の盆と爽やか上高地 2日間<富山エクセルホテル東急プラン>
博多発着:初秋に舞う越中おわら風の盆と飛騨高山・白川郷・古都金沢 3日間
1泊目.ダブルツリーbyヒルトン富山
2023年1月に開業したヒルトンの北陸初進出となるホテル。
2泊目.ホテルインターゲート金沢(JTBお客様アンケート総合85点以上)
2019年3月にグランドオープンした大浴場付きホテル
詳しくはこちらをタップ ⇓
初秋に舞う越中おわら風の盆と飛騨高山・白川郷・古都金沢 3日間>>
東京発・大阪発 多数:おわら風の盆中部・北陸・関東 旅行・ツアー一覧
上記まででご紹介しきれなかった、東京または大阪発のツアーがいろいろあります!
詳しくはこちらをタップ ⇓
おわら風の盆2025ツアー クラブツーリズムのツアー
クラブツーリズムはパックツアーがとても豊富です。
他の旅行会社と比較して、以下のような特徴があります。
1. 出発地が豊富
他社が東京や大阪発着に偏りがちだった一方、クラブツーリズムでは、東京・大阪発に加え、以下のような発着地が準備されています。
- 岡山県&広島県、姫路&新神戸、大阪府&京都府、埼玉県&東京23区、愛知県、宮城県、北海道 千歳、東京23区 &多摩・西東京等、岐阜県&愛知県、福岡県
- 選択肢が豊富ですね。
2. ツアーで訪れる観光地も豊富
五箇山や宇奈月、上高地、飛騨高山や金沢など他社のツアー見られるエリアのほか、
富山湾と氷見線、白川郷、東尋坊と恐竜博物館のほか、飛鳥Ⅱの隠岐クルージングとの組み合わせまで、多くのバリエーションがあります。
(観光地の組み合わせにより、発着地は限られます)
3. ツアーのパターンも「ひとり旅」「女性ひとり旅」あり
- おひとりでの参加もしやすいです。
飛んだ先のページを少し下に下がると、出発地や目的地などを、書き入れるボックスが現れます。
ご自身の出発地を入れ、目的地を北陸⇒ 富山⇒ 越中八尾 と選び、
キーワードは「おわら風の盆」
該当ツアーが多数出てきます♬
おわら風の盆 顔を見せない踊りの理由
おわら風の盆は富山県八尾町で9月初旬に開催される伝統的なお祭りで、
哀愁を帯びた三味線や胡弓の音色に合わせて、編み笠を被った男女が情緒豊かに踊りながら町を練り歩く様子が特徴です。
編み笠で顔を隠して踊るのは、照れ隠しや精神的な匿名性を保つためと言われています。
これにより踊り手が日常を離れ、非日常の世界に没入しやすくなり、踊りそのものの美しさが際立つようになります。
踊り手の個性を消し、観客の視線を所作に集中させる効果もあるそうです。
幻想的な雰囲気がとても魅力的ですね!✨
おわら風の盆2025ツアーまとめJTBほかツアーご案内と顔を見せない踊りの理由 まとめ
歴史と風情のあるおわら風の盆。
富山中心部からちょっと離れた越中八尾で開催されます。
そのため、富山からの移動がちょっと不便、周辺の宿も予約しにくい、などの理由からツアーでの見物が人気です。
こちらではおわら風の盆ツアーを提供する代表的な旅行会社、JTBとクラブツーリズムのツアーをご案内しました。
人気ツアーなうえ、ツアーの期間も3日間と集中していますので、早めのご手配をおすすめします。
また、この踊りではなぜ顔を見せないの?という素朴な疑問についてもご説明しました。
こんな豆知識も持つことによってますます楽しめることでしょう。
初秋の風情ある踊りをぜひ堪能してくださいね。
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