「天橋立」は、京都府宮津市にある日本三景の一つとして有名な名勝です。
天橋立の、海に細長く伸びた地形は、奇跡の絶景と賞賛され、自然の造形が不思議な美しさをもたらした土地です。
この天橋立を渡れる時間は何時からか、天橋立は歩けるかどうか、
天橋立を徒歩や自転車で渡るの場合の所要時間などをお知りになりたい方も多いようです。
こちらの記事ではこうした点をご説明してまいります。
この天橋立は、年間約300万人の人々が国内外から訪れる景勝地で、約6700本に及ぶ青い松並木と白い砂浜が約3.6キロ続く「白砂青松(はくさせいしょう)」として知られています。
ちなみに、日本三景のあと2つは、松島(宮城県)、安芸の宮島(広島県)ですね。
どこも海に面した場所であることが「日本」ですね。
天橋立は四季を通じてその美しさと楽しさがあります。
春5月頃は若葉の季節でまたハマナスも咲き、夏は海水浴と花火、秋にも花火がありますが、成相寺で紅葉が美しく、冬はカニ料理が旬です。
こんなすてきな景勝地ですので「天橋立」周辺には、観光に便利なホテルや旅館も多いです。
それでははじめに、天橋立の位置を地図で確認しておきましょう。
天橋立は日本海側にあり、こちらでは京都からのルートを一例として示しています。
この記事では、「天橋立」の渡り方を徒歩・自転車・車などそれぞれの場合の所要時間等をまとめてみました。
また、観光に便利なおすすめホテル・旅館などもご紹介しますので参考にしてください。
天橋立の渡れる時間と渡り方
「天橋立」は、冒頭で冒頭でお伝えしましたように、「白砂青松(はくさせいしょう)」の美しい松並木が続いています。
こちらの章では、天橋立の渡れる時間と渡り方(渡る手段)についてご説明します。
天橋立の渡れる時間
天橋立を渡れる時間は24時間、ずっと渡れます。
天橋立は歩けるのですよ、上記写真でご覧いただけますように通常の道になっていますので。
夜が明ければ、天橋立は歩けるわけですし、天橋立の渡れる時間も丸一日中OKなので、朝7時ごろから歩く方もいらっしゃいます。
季節によりますが、あまり早朝だと暗かったり、夕刻でも遅くなるとほんとに暗いですから、渡れる時間がいつでもOKとは言え、さすがに夜になると人はまばらになります。
また、せっかく天橋立は歩けるのですから、渡れる時間でも観光に関連する施設やお店が開いている時間の方が都合がよいですよね。
各施設が開く時間は季節により異なるものはありますが、だいたい基本的には以下の時間です。
・観光船 : 9時~
・ビューランド(遊園地): 9時~
・お土産屋さん : 10時~
・天橋立温泉 : 10時~
天橋立を渡れる時間に制限がないとはいえ、せっかく天橋立は歩けるのですから、施設やお店が開いていて、ご自分でも移動に快適な時間に渡ることをおすすめします。
天橋立の渡り方
また、天橋立の渡り方ですが、先ほどご紹介しましたように、渡れる時間に制限はないわけですし、天橋立は歩けるので、徒歩をはじめ、自転車で渡る、観光船で渡るという風に、渡り方はこの3択です。
国定公園に指定されている為、渡り方として、車は選べません。
車は通行禁止で、特別車両以外は進入できず、車ではいかなる時間でも渡れる時間はありません。
渡り方は徒歩や自転車を選択すれば、渡れる時間を選ばない、というのがいいですね。
あとは、天橋立を渡れる時間の中で、自転車レンタルのお店の営業時間がいつなのか、また、観光船の運行時間を知ることによって、自分で渡り方を選ぶとよいですね。
渡り方の一つとして観光船を片道でも利用される方が多いようですので、観光船情報を載せておきますね。
<観光船情報>
・智恩寺横の天橋立桟橋と、傘松公園下の一の宮駅桟橋を結んでおり、「天橋立」を海から見ることができる。
・乗船時間は約12分間。
比較的穏やかな内海を通るため、ゆったりとした船旅が楽しめる。
・カモメへのエサやりも体験できる。
天橋立観光船(あまのはしだてかんこうせん)
住所: 京都府宮津市字文珠466
TEL: 0772-22-2164
営業時間: 天橋立出航(9~17時)、一の宮出航(9時15分~17時15分)、
季節・曜日により、始発、終発時刻変更あり
定休日 : 無休
料金 : 宮津~天橋立500円、天橋立~一宮700円(片道)
天橋立を歩いて渡る:歩くと何分?
すでにご説明のとおり、天橋立は歩けるのですが、歩いて渡る場合、対岸まで歩くと何分かかるのでしょうか。
対岸までは約3.6km。
天橋立を歩くと約50分程度ですね。
ということで、対岸までの距離、徒歩での所要時間を見ても、天橋立は歩ける距離だと判断できますね。
時間があるのなら、のんびり風情豊かな松並木や海岸を見ながら天橋立を歩くといいですね。
天橋立は歩けるので徒歩で渡る、帰りはレンタサイクル、という方法もあり、ですよ♪
天橋立を歩いて渡る時のおすすめビュースポット
天橋立は歩けるので、あちこちに立ち寄りやすいですね。
おすすめのビュースポットをご紹介しておきますね。
<天橋立傘松公園>
ここからの眺めは『昇龍観』と呼ばれ、天橋立北部から南部を一望できる美しい景色を指します。
この斜めに連なる一本の松並木が、天に向かって昇っていく龍の姿に似ていることからそのように呼ばれています。
リフトやケーブルカーで天橋立傘松公園の展望デッキに行くと見ることができますよ。
『天橋立傘松公園』は、伝統的な「股のぞき」の起源としても知られています。
美しい景色を楽しむことができるスカイデッキから眺める天橋立は、まるで天空にかかる橋のような松並木が続く光景が広がります。
天橋立傘松公園(あまのはしだてかさまつこうえん)
住所:京都府宮津市大垣75
TEL:0772-27-0032
営業時間:9〜17時(季節により異なる)、
ケーブル運行9〜17時(季節により異なる)
定休日:無休
料金:入園無料(ケーブル往復680円)
アクセス:天橋立桟橋から天橋立観光船で12分、一の宮桟橋下船、徒歩3分、
リフトで6分、下車すぐ
<天橋立ビューランド>
ここらの眺めは『飛龍観』と呼ばれ、天橋立を南から北を見た眺望で、遊園地「天橋立ビューランド」から見ることができます。
天橋立ビューランドへはリフトかモノレールで約6~7分で着きます。
園内にある股のぞき台や飛龍観回廊から天橋立の絶景を眺めることができます。
普通に立った姿勢で見れば龍が降臨する姿、股のぞきをすると龍が天へ舞い上がるように見えます。
このことで『飛龍観』と呼ばれるのですね。
天橋立ビューランド
住所: 京都府宮津市文珠437
TEL: 0772-22-1000
営業時間: 9~17時(季節により変動あり)
定休日: 無休
料金: モノレール・リフト共通で往復850円(入園料含む)
天橋立を自転車で渡る:自転車レンタルの乗り捨てや営業時間
天橋立を自転車で渡るという方法もよいですね。
自転車なら車と違って駐車場を気にせず、ちょこっと止められますものね。
自転車で天橋立を渡ると、所要時間は20分程度です。
観光名所を効率的よくめぐり、潮風を感じながら松林をさっそうとと駆け抜けたい❤
気になるのは、自転車レンタルで乗り捨てができるかどうか、また、自転車レンタル店の営業時間のことですね。
ですので、こちらでは自転車レンタルのことを紹介いたしますね。
天橋立周辺には、自転車のレンタルを行っている場所がいくつかあり、利用方法や自転車のタイプはさまざまですよ。
丹後海陸交通が行う自転車レンタル(観光船を運行している会社)
ポイント:
・自転車乗り捨てもOK
・カップル向け自転車(二人乗り自転車)もあり
・ボートとのセットもあり
注意事項:
・サイズは20インチのみ 子供用はなし
<詳細>
自転車乗り捨て:
天橋立の両岸にある観光船乗り場、文殊側の天橋立桟橋と府中側の一の宮桟橋で自転車を借りることができ、どちらも対岸で乗り捨てできる。
料金:
・2時間以内400円、以後は1時間ごとに200円
・ケーブルカーや観光船とセットになったお得な観光券あり、
事前にチェックしてからご自分のニーズにあったレンタルをしましょう。
自転車レンタル営業時間:季節により変動あり
貸し出し開始: 8:30 最終貸し出し時間 16:00
返却時間 : 最終で16:30
お得な観光券利用例:
<行き>
文殊側の天橋立桟橋 観光船 ⇒ 府中側の一の宮桟橋に渡る(自転車レンタルを乗り捨て)
⇒ ケーブルカー利用で天橋立を望む絶好のスポット・傘松公園で上からの絶景を眺める。
<帰り>
一の宮桟橋から観光船 ⇒ 文殊へ戻る。
また、その逆のコースも可。
二人乗り自転車もあり
カップルにおすすめ
宮津市観光交流センター(道の駅海の京都宮津)
2時間400円(税込)
延長 100円/30分 1日最大1,000円
天橋立ビューランド入場券付き乗り放題プランあり
1,000円(税込)
・こちらは自転車レンタルの乗り捨て不可
・貸し出し開始時間 9:00
最終返却時間 17:30
・ここまでマイカーなど車で来て自転車レンタルを利用した場合、無料駐車場に駐車できます!5時間以内 無料
その他の自転車レンタル
ほかにも、
両岸の観光案内所やみやげ店、ホテル、自転車店などレンタサイクルが利用できる場所は多数あります。
料金
・2時間400〜500円が多い。
・1日500〜1,000円という設定があることもあり。
・電動アシスト自転車レンタルのある店もあり。
滞在時間にあわせてお得なレンタサイクルを選びましょう。
「天橋立」周辺のおすすめホテル
「天橋立」の周辺には、素敵なホテルや旅館がたくさんあります。
和風の立派な旅館も多く、純和風のお宿での滞在が味わい深い土地ですね。
3軒の宿をご紹介しますが、中にはいまどきのホテルがお好みという方もおられるかもしれませんので、和風旅館2軒、ホテル1軒をご紹介しますね。
天橋立温泉 対橋楼
この「天橋立温泉 対橋楼」は、与謝野晶子ゆかりの老舗宿です。
天橋立の入り口とも言える「回旋橋」の目の前にあり、ロケーションが抜群で
天橋立の観光にとても便利な旅館です。
この旅館の総合評価は「4.75」です。( 評価詳細は こちら>> )
天橋立が一望できるお部屋やおいしいお料理をご希望の人におすすめです。
また、「天橋立温泉 対橋楼」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
旅館 高島屋 <京都府>
この「旅館 高島屋 <京都府>」は、サービスの良さやお食事が大変高評価の宿です。
リピーターも多いです。
この旅館の総合評価は「4.68」です。( 評価詳細は こちら>> )
お部屋もお風呂もお食事もサービスも全体として高評価の宿に泊まりたい、という人にお勧めです。
また、「旅館 高島屋 <京都府>」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
フェアフィールド・バイ・マリオット・京都天橋立
この「フェアフィールド・バイ・マリオット・京都天橋立」は、価格も良心的で、内容もよいとコスパのよさの評価も高いホテルです。
このホテルの総合評価は「4.64」です。( 評価詳細は こちら>> )
マリオット系のホテルにお手頃価格で泊まりたい方に、特におすすめです。
また、「フェアフィールド・バイ・マリオット・京都天橋立」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
「天橋立」のまとめ
「天橋立」は、松島や宮島と並んで日本三景と言われる日本の絶景スポットのひとつです。
自然の造形による、他に類を見ない不思議な地形で見る人を魅了しています。
この天橋立の白砂青松の海岸線を渡ってみたい、と誰もが思うことでしょう。
こちらではこの天橋立の渡れる時間や渡り方について、天橋立が歩けるので徒歩の場合と自転車レンタルを利用する場合、観光船の利用について話題にしました。
渡り方が徒歩と自転車の場合のそれぞれの所要時間や、おすすめのビュースポット、自転車レンタルのお店のご紹介も行いました。
また、この天橋立を堪能していただくのにぴったりのお宿のご紹介もしました。
天橋立は第1章でお伝えしましたように、国定公園に指定されている為、車は通行禁止です。
とは言え、京都や大阪などからですと、マイカーなどでおいでになる方も多いかと思います。
そういう方は、宿の駐車場の利用が可能であれば先に宿に車を置く、などして身軽になって天橋立を通ってみてくださいね。
天橋立は歩けるので、どうぞ徒歩でゆっくりとあちこち立ち寄りながら、または乗り捨ての自転車レンタルなどで、潮風を切って爽快に海岸線を走り抜けてくださいね。
最後に、京都で人気のお土産をご紹介しますね。
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